『あたり』とは?

院長
院長

こんにちは!ユウスケさん!

今日はどうされましたか?

こんにちは院長先生!

実は、ラグビーをしているんですけどタックルをしたときに肩を痛めてしまって...。

ユウスケ
ユウスケ
院長
院長

それは大変ですね。

早く治すためにも、すぐに治療をした方がいいですね。

できれば大会に出たいんです!

ユウスケ
ユウスケ
院長
院長

状態を見てみないと何とも言えませんが本当は休めるといいですね。

ラグビーをやりながらだと時間はかかりますが治療は必要になると思います!

院長
院長

ですが、すぐに治療を開始すれば、出来る限り大会に間に合うようにしますのでお任せください‼

そうなんですね。

じゃあ、しっかり治療します!

ちなみに自分でできることはありますか?

ユウスケ
ユウスケ
院長
院長

まずは、コンタクトスポーツでの『あたる』動作について

知っていただく事が大切です!

ご説明しますのでご覧ください!

『振る』とは?

院長
院長

こんにちは!
今日はテニスをしてきたようですね!

こんにちは!
そうなんです。今日も練習きつかった~。

スポーツ女子
スポーツ女子
院長
院長

身体の調子はいかがですか?

そういえば肘がちょっと痛いです。。。

スポーツ女子
スポーツ女子
院長
院長

〇〇さんは『振る』動作について意識したことはありますか?

全く意識したことないです

スポーツ女子
スポーツ女子
院長
院長

動作について知っておくとケガの予防にもなるのでお話します!

上腕骨外側上顆炎

上腕骨外側上顆炎とは、ものをつかんで持ち上げる動作やタオルをしぼる動作をすると、肘の外側から前腕にかけて痛みが出現します。

多くの場合、安静時の痛みはなく、腕を使うことで痛みが出現します。

中年のテニス愛好家に発生することが多く、バックハンドストロークの際に肘に大きな負担が加わるため、テニス肘とも呼ばれます。

*発生機序*指や手の関節を伸ばす筋肉には、長橈側手根伸筋短橈側手根伸筋総指伸筋などがあり、これらが相互に作用することで手首や指が伸びる働きをしています。このように指や手を伸ばす筋肉を、伸筋群と呼びます。

これらの伸筋群は、上腕骨の一部である「外側上顆」と呼ばれる肘の外側にあたる部分に付着します。ものを持ち上げたり、手をひねったりする動作を繰り返すと、慢性的に外側上顆に炎症が引き起こされ、結果として上腕骨外側上顆炎が発症します。

“画像:公益社団法人 全国柔道整復学校協会監修 解剖学(第2版)”を引用

 主に短橈側手根伸筋が付着する部位で、障害を受けることが多いです。

*症状と所見*

・手を使った時の肘、前腕外側に生じる疼痛・安静時には痛みがないことが多いです。
外側上腕炎の徒手検査として、以下の3つのテストが効果的です。このテストで痛みがでたら治療が必要です。
a.Thomsenテスト  b.Chairテスト  c.中指伸展テスト

“画像:中村利孝,松野丈夫監修 標準整形外科学(第13版)”を引用

a.Thomsenテスト:肘を伸ばした状態で患者さんに手首を反らしてもらいます。検者は患者様が反らした手首に抵抗を加えます。

b.Chairテスト:肘を伸ばした状態のまま患者さんに椅子を持ち上げてもらいます。


c.中指伸展テスト:肘を伸ばしたままの状態で、検者が患者さんの中指に抵抗を加えます。患者様には指全体を伸展してもらいます。

※上記のテストにて肘の外側に痛みを感じるようであれば治療が必要です。

 上腕骨外側上顆炎が慢性になると、関節の内外に様々な病変を引き起こすことがあるため、専門医にてレントゲン検査やMRI検査を行うこともあります。

重症だと筋肉に穴が空いた例も報告されています。

中々、治らないのも外側上顆炎の特徴でもあります。

*治療*  治療が第1です。週3回5週間が治る道です。

・私生活の面でも重量物を持ち上げる時など、手のひらを上に向けて持ち上げるように注意が必要です。外側上顆炎で痛めやすい伸筋への負荷を減らすことが大切です。

・外側上顆炎のサポーターを着用することで30%痛みが軽減します。

〇たまるやでできること(物理療法など)

・TENS→痛みを和らげます。

・MCR(マイクロカレント)・超音波(非温熱)→組織の修復を促します。

・超音波(温熱)→筋緊張を緩和、筋の柔軟性を高めます。

・鍼治療→鎮痛、消炎効果、筋肉を緩める目的に行います。

・ストレッチの指導、筋力増強訓練。
日常生活やスポーツ活動において、どのような動作が多いのか、またどの動作で痛みを生じているのかを考えることが、治療の第一歩となります。

たまるやでは、痛みを和らげる治療はもちろん、再受傷の予防を進めていきたいと考えています。

たまるやコア https://www.tamaruyacore.space/

たまるやインソール https://www.tamaruyainsole.work/

肘離断性骨軟骨炎

今回は肘の離断性骨軟骨炎についてです。
離断性骨軟骨炎とは、スポーツなどによる繰り返しのストレスや外傷によって起こる骨端症です。

初期では軽い炎症程度で、練習後や試合後の肘周囲の軽い張りやだるさのみで、痛みがあまり出ないことが多く気づきにくいです。そのまま競技を続けてしまうと、軟骨部分に徐々に亀裂が入っていき最終的にははがれてしまいます。関節軟骨遊離体、いわゆる関節ネズミというものです。
下の画像のように初期の透亮期、はがれてきた分離期、完全にはがれた遊離期に分けられます。

(出典 “標準整形外科学 第9版”)


重症化してしまうと投球時の強い痛みが出たり、関節ネズミが関節内で引っかかることでロッキング症状といい動かなくなってしまったり、肘関節の可動域が制限されてしまいます。

初期では短期間の安静で改善しますが、こうなってしまうと半年以上の投球制限や手術が必要となるため、早期での対応が非常に大切です。

当院では問診・エコー検査等をしたうえで、少しでも疑わしい場合は提携医への紹介をし、レントゲンやMRI等の精密検査をしていただきます。

上の画像の右側はエコー検査の様子です。

赤い部分が前腕の橈骨(とうこつ)という骨の上端で、緑の部分が上腕骨の下端(上腕骨小頭)になります。画像は正常なので綺麗な半円ですが、離断性骨軟骨炎ではこの上腕骨小頭の部分の形に異常が見られたり、欠片が映ったりします。

 このエコー像では先ほどの画像と比べて上腕骨小頭の形が明らかに違うことがわかります。(出典 “超音波でわかる運動器疾患”)

 精密検査をしていただいた後は、診断を元に安静期間を設けて復帰を目指していきます。マイクロカレントや超音波、スーパーライザー等の電気療法で痛みの緩和と患部の修復を促し早期復帰を目指します。

 痛みが落ち着いたら再発しないように身体全体のバランスや各関節の柔軟性、投球フォームをチェックし原因を見つけ、状態に合わせて予防のストレッチやトレーニングの指導、フォームの改善をしていきます。

 野球以外にもテニスやバレー、剣道等、肘の曲げ伸ばしの多い競技をしているお子さんが肘に痛みがある場合、ぜひ一度ご相談ください。少しの違和感程度でも、重症化しないように早めの受診をオススメします。