『泳ぐ』とは何か?

先生~!

水泳の練習をしていたんですけど、右肩が痛くなっちゃいました...

コウスケ
コウスケ
院長
院長

コウスケさん、こんにちは!

痛めたのはいつ頃ですか?

また、どんな時に痛みますか?

痛くなったのは3日前です。

クロール時の息継ぎで右肩を上げた時に痛みがあります。

コウスケ
コウスケ
院長
院長

なるほど。

練習量はどのくらいでしょうか?

えーっと、週に5回で、1日に10000mくらい泳ぎます!

コウスケ
コウスケ
院長
院長

練習量が多いんですね...

まずは今後のことも考え、治療することをオススメします!

院長
院長

それに +α でコウスケさんは泳ぐときにフォームを意識してると思いますが、『泳ぐ』という動作についてより詳しく知っておくとケガが治ってからも予防ができますよ!

『あたり』とは?

院長
院長

こんにちは!ユウスケさん!

今日はどうされましたか?

こんにちは院長先生!

実は、ラグビーをしているんですけどタックルをしたときに肩を痛めてしまって...。

ユウスケ
ユウスケ
院長
院長

それは大変ですね。

早く治すためにも、すぐに治療をした方がいいですね。

できれば大会に出たいんです!

ユウスケ
ユウスケ
院長
院長

状態を見てみないと何とも言えませんが本当は休めるといいですね。

ラグビーをやりながらだと時間はかかりますが治療は必要になると思います!

院長
院長

ですが、すぐに治療を開始すれば、出来る限り大会に間に合うようにしますのでお任せください‼

そうなんですね。

じゃあ、しっかり治療します!

ちなみに自分でできることはありますか?

ユウスケ
ユウスケ
院長
院長

まずは、コンタクトスポーツでの『あたる』動作について

知っていただく事が大切です!

ご説明しますのでご覧ください!

『振る』とは?

院長
院長

こんにちは!
今日はテニスをしてきたようですね!

こんにちは!
そうなんです。今日も練習きつかった~。

スポーツ女子
スポーツ女子
院長
院長

身体の調子はいかがですか?

そういえば肘がちょっと痛いです。。。

スポーツ女子
スポーツ女子
院長
院長

〇〇さんは『振る』動作について意識したことはありますか?

全く意識したことないです

スポーツ女子
スポーツ女子
院長
院長

動作について知っておくとケガの予防にもなるのでお話します!

リトルリーガーズショルダー

今回はリトルリーガーズショルダーについてです。


リトルリーガーズショルダーとは、名前の通り成長期の野球選手の肩に起こる怪我です。


子供の身体は大人とは大きく違い、骨に骨端線というものがあります。
そこは骨の成長のために完全な骨ではなく軟骨になっています。
リトルリーガーズショルダーではこの部分に障害が起きます。
後の成長に関わるので適切な対処が必要です。
投げ過ぎが主な原因のためピッチャーに多く発生します。


画像は中学生の肩のレントゲンです。

山のような形の線が骨端線です。

正常な右側の画像(左肩)に対して左側の画像(右肩)では線が太く写っているのがわかると思います。
これが骨端線離開といわれるものです。
野球では投球時に捻りのストレスと遠心力が繰り返しかかり骨端線が広がっていってしまいます。


原因は投げ過ぎ、筋肉の機能的問題、肩・体幹・股関節等の柔軟性、投球フォーム等様々ですが、共通して言えることは肩に痛みがある状態で無理を続けないことです。

画像のようになる前に、少しでも痛みや違和感を感じたら検査をすることをおすすめします。
当院でもまず診察をし、レントゲン等の精密検査が必要と判断したらすぐに提携医に紹介します。



治療はまずは安静が第一です!
日常動作でも痛みが出るような重度の場合は三角巾で腕を吊ったりする等が必要ですが、投球時以外では痛みの出ない軽度のものなら一定の期間投球を控えれば損傷自体は回復します。


そしてこの期間にただ安静にしているのではなく、別の部位のトレーニングやフォームの見直し、治療を行えば再発の可能性や復帰後のブランクを少なくできると思います。



治療でポイントとなるのは小円筋という筋肉です。


左の写真では1本の束に見えますが実際には上部筋束下部筋束に分かれています。
また、解剖の教科書等では筋の停止部は大結節となっていますが、正確には大結節とその下にも付着します。

右の写真(出典 “人体解剖カラーアトラス”)の9の枠内が小円筋の付着部です。9の枠内の上部に上部筋束が、枠内下部に下部筋束が付着します。


起始部と停止部では上部と下部が途中で交差して逆になっています
そしてこの枠内にある点線が骨端線です。
そのためこの小円筋の張りが強かったり、さらには上部筋束と下部筋束で張りや固さに差があると投球時の捻りのストレスに剪断力も加わり負荷がより強くかかると考えます。



リトルリーガーズショルダーの治療では、安静にするだけでなく再発予防のためにこのような筋の固さを見逃さないことも大切です。


スーパーライザーでの温熱療法や手技療法等でしっかりと固さを取り除きます。
また、マイクロカレントや超音波で損傷部位の修復も促します。


ある程度痛みがお落ち着いてきたら投球フォームや身体全体の柔軟性等をチェックし再発になり得る原因があれば改善していきます。


ただ安静にするだけではなく、積極的に治療しましょう!


肩鎖関節脱臼

今回は肩鎖関節脱臼についてご説明します!

〇肩鎖関節脱臼とは?

肩鎖関節が損傷または脱臼し、関節周囲の痛みや上肢の運動制限、筋力低下などを起こす傷害です。


〇肩鎖関節の場所と構造

肩鎖関節とは、肩峰(肩甲骨)と鎖骨からなる関節です。肩甲骨と腕の運動を連動させるとても大事な関節になります。

また、この関節をつなぎ、肩鎖関節脱臼キーポイントとなる靭帯を紹介します!

肩鎖関節と肩鎖関節周囲の靭帯(“出典:標準整形外科学 第9版”)
①肩鎖関節靭帯②烏口鎖骨靭帯(菱形靭帯、円錐靭帯)

上記の2つの靭帯が肩峰(肩甲骨)と鎖骨を繋ぎ、上肢の運動を可能にする重要な靭帯になります!

〇受傷機転は?
 肩鎖関節の脱臼は、肩からの転倒や衝突で肩の外側を強打することによって発生します。
例えば、、
・柔道で投げられて受け身を失敗して肩から落ちたとき
・ラグビーでタックルされた時に地面に叩き付けられたとき、スクラムを失敗したとき

・スキーやスノーボードで落下や障害物に衝突したとき
などがあげられます。また、スポーツ以外でもオートバイから落ちた時や転倒した際に受傷することがあります。

重症度は?
肩鎖関節の損傷は、肩峰と鎖骨をつなぐ肩鎖靭帯、烏合鎖骨靭帯(菱形靭帯、円錐靭帯)の損傷具合によって3つに分類されます。

肩鎖関節脱臼の分類(“出典:公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト 第 3巻スポーツ外傷・障害の基礎知識”)

Ⅰ度:肩鎖靭帯の軽度の損傷、捻挫です。
Ⅱ度:肩鎖靭帯のみが断裂し亜脱臼の状態です。
Ⅲ度:肩鎖靭帯、烏合鎖骨靭帯()がともに断裂し、脱臼してしまっている状態です。

※Ⅲ度損傷の場合は手術適応の可能性もあります。

 Ⅱ度Ⅲ度(特にⅢ度)では腫脹や痛みはもちろん、著明に鎖骨の外側端が突出するピアノキーサインが陽性となります。
 また、鎖骨の骨折との鑑別や損傷程度の評価にはレントゲン撮影やCT検査が必要です。
ラクビー選手などは何回も繰り返し損傷するため治療せず、放置する方も沢山います。

・たまるやでの治療は?
当院ではまず患部を固定具や三角巾を用いて固定します。

 整復位を保持するのが難しい場所ではありますが、靭帯が修復しないと陳旧性脱臼(痛みは引いても脱臼した状態が続く)になり、肩が上げづらい、動かしにくいなどの症状が残る場合が多いので、まずは固定して安静にすることが大事です。

 固定と同時に、急性期ではより早く治すために超音波など電気治療中心に患部の組織の修復を促します。

 症状が落ち着いて来たら当院では治療に加えて肩甲骨まわりの筋力トレーニング、可動域改善のリハビリテーションを行います。

 特にスポーツ復帰する場合は、しっかりと筋力を回復させ、肩関節まわりの動きを回復させることが重要です!
 後遺症としては当然ですが、骨の構造がおかしくなる分、筋肉に負担がかかるため肩こりが発生する事が多いです。

また、リハビリテーションだけにとどまらず
・投球フォームを改善したい!
・タックルの強度や精度を上げたい!
といったご要望に対して
パーソナルトレーニングを行うことができますのでご興味のある方はぜひお問合せ下さい!!