初心者ランナー 走行距離

院長
院長

みなさん、こんにちは!!
院長です!!

こんにち!!院長
最近、ランニング始めたんですよ!!

サラリーマン
サラリーマン
院長
院長

それは、良いことですね。

最近、スネが痛いな。。

サラリーマン
サラリーマン
院長
院長

でも、ランニングって、
ケガが多いんですよ。
では、ランニング障害と走行距離のお話をしましょう。

お願いします。

サラリーマン
サラリーマン

下駄骨折


下駄骨折(第5中足骨基部裂離骨折)

 中足骨骨折は骨幹部、第5中足骨基部裂離骨折、疲労骨折
①第2、第3中足骨骨幹部骨折(行軍骨折)と
②第5中足骨近位骨幹部骨折(ジョーンズ骨折)があります。


 今回はその中で第5中足骨基部裂離骨折(=下駄骨折)についてです。
 下駄の鼻緒が切れた時に受傷することが多かったことから
下駄骨折、または下駄履き骨折」と言われます。


これは俗称で第5中足骨基部裂離骨折のことです。
図のaの位置での骨折になります。
bのジョーンズ骨折と場所が近いため、レントゲンで場所をしっかり特定しましょう。

 



裂離骨折とは

 筋、腱、靭帯などの牽引力によって、その付着部の骨が引き裂かれて発生する骨折を裂離骨折と言います。
骨片がかなり大きいもの有することもあれば手術時に初めて確認されるものなど様々です。



発生機序

 下駄の鼻緒が切れ、足を捻る、転倒することで受傷することが多かったのですが、下駄を履かなくても転倒、足首の捻挫に伴って受傷します。
短腓骨筋の急激な収縮による裂離骨折であり、足関節の内返しの強制と筋収縮によって発生します。





症状

 骨折部の限局性圧痛、腫脹、荷重痛、骨長軸からの軸圧痛、前足部の横径増大(短縮)がみられます。





治療 

 転位の少ない中足骨は下腿下部から足尖部まで約4週間固定します。
固定時ならびに歩行時には足底挿板を用いて外傷性偏平足の予防をします。
転位の大きい場合は観血療法が望ましいです。



たまるやでの治療

 診察にて状態を確認させていただき、骨折が疑われる場合は当院ではレントゲンは撮れないため、応急処置を行い、提携の病院にて撮っていただけるよう紹介状をご用意致します。

 その後、当院にて固定具の作成と治療を進めてまいります。
電気治療は微弱電流(マイクロカレント)と超音波を骨折モードでかけ骨折部の修復を促します。

早期回復の為にも毎日ご来院いただき、電気治療を行い、腫れ具合いやレントゲンにて経過を観察し修復状態を確認しながら固定具の調整と、衛生面を考慮し巻き直しをします。(経過と共に治療法を変えていきます)


※骨折が疑われる時などは、自分でなんとかしようとせずに必ずすぐに医療機関を受診し、診察、評価、治療、固定をしてもらうようにしましょう。

足底筋膜炎

〇足底腱膜炎とは?

 足底腱膜の炎症のことであり、足部の慢性障害の一種です。中年の女性に好発し、スポーツではランニング動作やジャンプ動作が多い種目(陸上競技、サッカー、バスケットボールなど)で好発します。

 また、本症例はレントゲンで異常が見られません。レントゲンで異常があった場合は「有痛性踵骨棘」の可能性があります。

〇足底腱膜とは

 踵骨内側結節より始まり、前足部中足骨頭付近の靭帯に付着します。足部の軟部組織を覆い、内側縦アーチを支える作用があります。加えて足部の衝撃を吸収するショックアブソーバーの作用があります。

〇症状

運動時痛・圧痛・腫脹などがあり、起立時や長時間の歩行やランニングで痛みが生じます。

〇原因/誘因

原因:足部のオーバーユース

ランニングやジャンプ動作で繰り返し牽引ストレスや衝撃を受けることにより微小断裂や炎症が発生します。また、骨足底部内側の足底腱膜起始部は、脛骨神経の分枝である外側足底神経が介在しており、硬くなった腱膜に拘扼されて痛みが出ているケースもあります。

誘因:偏平足/ハイアーチ/悪い走路/シューズの変性/踵骨の退行変性

偏平足・ハイアーチは足底のアーチが効率的に作用せず、加わる衝撃が強いため消耗が大きいため炎症の誘因となる。

〇診断:圧痛部位によって疑うべき診断が異なる。

足部の圧痛部位(”出典:公益社団法人 日本整形外科学会”)

足底腱膜炎は③周囲(踵骨内側底面~足底中足骨頭周囲)

①種子骨障害②外脛骨障害③足底腱膜炎④踵骨骨端症⑤踵骨滑液包炎


 また足底を触診していた際に結節を触れることがあります(lederhose病の可能性の示唆)

第3・第4し中足骨骨頭間に圧痛を認める際はモートン神経腫を疑います。足部だけでなく下腿のタイトネスや圧痛部位も合わせて確認します。

画像

US:炎症の有無

X-P・MRI:踵骨の骨棘の有無(有痛性踵骨棘)、その他骨障害の有無、足部アライメントの確認(偏平足)

〇治療

足底腱膜炎は保存治療が主となります。治療期間は約は4~8週間です。


急性期(~2週間):アイシング+マイクロカレント/超音波(100%,0.2)と同時に下腿部に干渉波を行い、テーピングをします。炎症を引かせることが第一となるため練習量を減らし、プール歩行やエアロバイクにする必要があります。

亜急性期(2週間~3週間):交代浴、下腿部に干渉波とテーピングを行い、軽い非荷重運動(タオルギャザー,足趾運動)を徐々に開始します。


慢性期(3週間~):超音波(温)と下腿干渉波を行い、ショックマスター(足底腱膜付着部、硬結部)も行います。歩き方指導と足底のストレッチをさせて頂きます。

ショックマスターは痛みの方向を考えて当てます。硬結が脂肪体にあるならば弱い出力でじっくり照射する必要があります。また、足底腱膜炎にアプローチする際の設定目安は下記の通りです。

アプリケーター:Deep/出力:ber→1.5~3.0,Hz→4~8,合計2000発

(”出典:酒井医療株式会社 フィジオ ショックマスター”)

〇予防歩き方改善/走り方・着地動作改善/インソール作成

 走り方、着地動作は今後足底以外の膝や足首などの怪我のリスクを軽減するためにもチェックしトレーニングをオススメいたします。

 インソールの使用によって、足底部のアーチ形態を補正し、ショックを緩和できるため積極的に取り入れた方が良い場合もあります。

インソール(”出典:ZAMST”)

参考
ZAMSThttps://www.zamst.jp/tetsujin/foot/plantar-fascitis/
公益社団法人 日本整形外科学会https://www.joa.or.jp/public/sick/condition/dupuytrens_contracture.html
酒井医療株式会社 フィジオ ショックマスターhttps://www.sakaimed.co.jp/rehabilitation/physio-therapy/pressure_wave/physioshockmaster/
図解 四肢と脊椎の診かた stanley hoppenfeld
標準整形外科学 第9版

Jones(ジョーンズ)骨折

Jones骨折はランニングやジャンプ動作を繰り返すサッカー、バスケットボール、ラグビー選手などに多く発生する、第5中足骨骨幹部近位の疲労骨折です。

 この骨折はオーバーユースに起因するスポーツ障害で、1度の強い外力が骨に加わり骨折する通常の骨折とは異なり、トレーニングでの小さな外力を繰り返し蓄積することで骨を脆くし、普通では骨が折れないような軽い捻挫や急な方向転換等の動作で骨折してしまいます。

特に中学や高校に上がり、練習量が増えた際に受傷する学生が多いです。

また、自覚症状に乏しい傾向もあり、骨が脆くなっていく過程で痛みを感じる選手もいれば、全く痛みを感じず骨折してから疲労骨折に気付く選手もいるため、発見が遅れてしまうケースが少なくありません。

 疲労骨折は保存療法が原則と言われていますが、この骨折の保存療法の場合は競技復帰までの期間が長く時間がかかってしまい、早期に確実な復帰を望むスポーツ選手の場合は保存療法ではなく、手術療法を選択することが多いです。

 この骨折の原因はオーバーユースにあるが、その他様々な要因も重なって発症していることがほとんどです。

環境的な因子としては、人工芝や下の固いグランドでハードなトレーニングをすること、不適切なシューズを履くこと等があげられ、個体的な因子としては、O脚やハイアーチ、外荷重等のアライメントの異常、股関節や足関節の柔軟性の不足、栄養状態の不良や月経不順等があげられます。

  Jones骨折は難治性の骨折としても有名で、その最大の理由は一度治ってもスポーツを再開するともう一度骨折してしまうことが多いからです。

それに加え、再発は手術をしたから起こらないというわけではなく、上記で述べた要因を改善しない限り、極めて再発の可能性が高いと言えます。

具体的に再発予防に大切なことは、環境因子であれば、グラウンドやトレーニング場所によってその場に適したシューズを履くことやインソールの作成になります。

個体因子であれば、それぞれのマルアライメントの改善や体幹・股関節周りの強化、柔軟性の改善、栄養バランスや私生活の見直し等があげられます。

また、この怪我への本人も含めた周りの理解も必要になってきます。

画像 ”大田区サッカー協会HP”より